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【1】自己紹介とアンチエイジングを目指して

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  【1】自己紹介とアンチエイジングを目指して

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62の時にブログをやろうと思って始めましたが、3年間、ほとんど手つかずで65歳になってしまいました。

最近は、こんな感じです。

62歳の頃よりは体重が2キロほど落ちて、胴回りがスリムになりました。

 

 62歳の頃の写真。

 

 

 

 

サプリの研究を始めたのは、日本IBMのシステムエンジニアをしていた若かりし頃、健康を害してなんとか元気になりたかったから。

 

当時、まだ26歳。

普通なら元気な盛りが、血液検査も健康診断もすべて健康なのに

体調がすぐれずふらふらでした。    

 

 

 

当時は、サプリというより、病人相手の健康食品しかなくて、

体を鍛えようと思ってスポーツクラブにはいったものの、

運動だけではダメでした。

 

以来、いいと言われていたサプリはいろいろと試しました。

 

散々、健康食品には騙されました。

 

アメリカでビタミンブームが起こり、インターネットの発達と

個人輸入が可能になったのでアメリカのサプリがレパートリー

に加わりました。アメリカでべストセラーとなったミンデル博士の

ビタミンバイブルも愛読書に加わりました。アメリカのサプリは、日本の健康食品よりもましで、個人輸入で山ほど買いました。

 

 

 

 

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【12】アンチエイジングと代謝アップ

生命を維持する為に、新しい物を取り入れて、古い物を捨てなければなりません。この一連の化学反応を代謝(メタボリズム)と呼びます。代謝には、異化(カタボリズム)と同化(アナボリズム)があります。異化は、有機物を分解してエネルギーを得たり、いらなくなった古い細胞を分解したりします。同化は、エネルギーを使って蛋白質を合成したり、核酸を作るなどします。


加齢と共に体の代謝が衰えて痛んだところの修復が遅れて、いろいろな老化現象が出てきます。

古い細胞から新しい細胞に4000万もの細胞が一日に入れ替わっています。この活動を新陳代謝と呼びます。

代謝 

代謝には新陳代謝、基礎代謝、実質代謝の3つがあります。

新陳代謝というのは、体の細胞が新しく生まれ変わるために必要なエネルギーのことです。皮膚も肉も骨も内臓も、体は古い組織を破壊し、新しい組織へ作り変えています。髪が伸びるのもツメが伸びるのも、新陳代謝によるものです。新陳代謝に最も大事な栄養素は、タンパク質です。タンパク質が不足すると、肌やツメや髪が荒れてきます。

基礎代謝というのは、人間が生きていく為の活動に消費するエネルギーのことです。人間は生きていく為に、体温を維持したり、心臓を動かしたり、食べ物を消化したり、脳で物事を考えたりします。基礎代謝は、中性脂肪を分解したエネルギーを使って活動します。ですので、人間の体と言うのは、生きていく為に中性脂肪がたくさん必要なので、脂肪をたくさん蓄えられる仕組みになっています。ちなみに、脳だけは中性脂肪ではなく糖分から得られるエネルギーしか利用できません。

実質代謝というのは、基礎代謝に生活における活動で消費するエネルギー(活動代謝)や食べ物が吸収、消化されるまでの過程で発生するエネルギー(食事誘発性熱代謝)を加えたものを言います。人間は、椅子に座っていてもバランスを取るために体は力を使っています。

通常、1日の総消費エネルギー量のうち、基礎代謝量は約70パーセントを占めています。

食べる量は同じなのに、自分だけ太ってしまう場合は、たいてい基礎代謝が関係しているようです。基礎代謝の中でもっとも消費量が多いのが筋肉。体の組織の約40%は筋肉でできていて、筋肉の量が多ければ多いほど、基礎代謝量はアップし、消費エネルギーは大きくなります。だから同じ体重の人が同じ量を食べても、結果に差がでます。いくら頑張ってもやせられない人は、とにかく基礎代謝を意識したダイエットを心がけましょう。

基礎代謝は生後、成長するにつれ て高くなり、16~18歳前後をピークにその後は徐々に減っていき、個人差はありますが、一般に40歳を過ぎると急激な下降線をたどります。これは加齢によって筋肉が衰えて減少してしまうからでまた、女性は男性より基礎代謝が低い傾向にあります。女性は妊娠・出産という大切な役目があるため、男性よりも多くの体脂肪を蓄えており、筋肉量が少ないことが原因です

 
 
 新陳代謝がアップする方法として、睡眠中に分泌される成長ホルモンとか、成長因子を増やしてやる事が必要です。

 

私たちの身体の細胞は常に入れ替わっています。よくわかるのが髪の毛や爪ですね。常に新しい細胞が生まれて古い細胞を押し上げています。同じように他の臓器や器官でも細胞は常に生まれ、古い細胞は死んで入れ替わっているのです。大体3ヶ月ですべての細胞が完全に入れ替わっているそうです。私たちはずっと3ヶ月毎に新しい身体を手に入れていることになります。この作用が新陳代謝です。

若いころは新陳代謝の働きが正常で、常に新しい細胞で身体が構成されるようになっているのですが、年をとるとこの新陳代謝のペースが徐々に下がってきて古い細胞が新しい細胞になかなか変わらなくなってきます。これが老化の始まりです。だからこの新陳代謝を正常な状態に保つことがアンチエイジングになっていくのです。


新陳代謝を向上させる一番の方法は、プラセンタをとる事です。



【11】老化と細胞

【11】老化と細胞

シワ、シミなどの老化現象は加齢と共に細胞の数が減ったり、一つ一つの細胞の生産活動が悪化する事によって生じます。


細胞には、入れ替わる細胞と入れ替わらない細胞があります。

 image94.jpg


入れ替わらない細胞


心臓は、心筋という特別な筋肉でできており分裂する事がありません。ですので、心臓や脳には分裂の時のDNAの変異によって引き起こされるガンはありません。脳腫瘍は脳の神経ではなくその周りの細胞によって引き起こされます。例えば、原発性脳腫瘍で最も多いのは栄養や酸素を神経細胞に供給する神経膠細胞のガンで全体の28%を占めています。

心臓や脳・神経細胞など入れ替わらない細胞は子供の頃に数は決定して、後は減る一方です。脳神経細胞にしても記憶はその後増えていきますが、細胞が増えているわけではなく、シナプスの連絡によって記憶量が増えているのです。

こうした増えない細胞は、加齢と共に細胞の数が減って、数が減るためや、栄養を供給する血管の老化の為に栄養不足となり老化現象が出てきます。

そしてこの2つの臓器は、2大死因の一つガンにはならないのですが脳は酸素とエネルギーの25%も消費しますし、心臓も休みなく働く器官なので多くの栄養を必要としており血管の動脈硬化に弱いのです。


入れ替わる細胞

若い時ならすぐに直った傷が、年をとると直りが遅い、肌が衰える、疲れがとれないなどは老化現象としてよく経験されることですが、細胞分裂を繰り返すと、染色体の端にある、テロメアという領域がどんどん短くなることがわかっています。このテロメアの長さは種によって大体決まっていますし、細胞分裂ができる回数も決まっています。これをヘイフリック限界と呼びます。

ヘイフリックは若い細胞で約50回、年をとった細胞では20数回しか細胞分裂できないのを発見しました。

ですが「皮膚の細胞を作る細胞」は制限なく何回でも分裂できますし血球を作る造血幹細胞という細胞も何回でも分裂できます。

分裂回数が約50回というのは繊維芽細胞という細胞で普通の状態では繊維芽細胞は数年に一回の割合で分裂すると考えられています。

それぞれの細胞には分裂できる限界がはじめから設定されており、その回数を迎えて分裂ができなくなることにより老化が発生するという説をプログラム説と呼びます。



 我々の体は一日に4000万の細胞が入れ替わっており、
この入れ替わりを新陳代謝と呼びます。

皮膚や血管、肝臓、腎臓などの細胞が入れ変わりによつて質が落ち機能が低下することが老化で、細胞が前よりもよくなれば、若返ります。




細胞の新陳代謝がきちんと行われている時の周期は、小腸の上皮で約2日、胃は約5日で肌は28日、筋肉や肝臓の周期は約60日。
骨細胞は、幾つもの説があって90日、3年、7年と言われています。


私たちのカラダの細胞のほとんどが5~7年で新しく生まれ変わるそうです。


元気な若さを保つ為には、新陳代謝と細胞の代謝が活発である必要があります。その為には、必要な栄養を充分にとらなければなりません。

細胞は巨大工場

細胞には工場と同じく直接、製造に関わる直接部門と関わらない間接部門があります。


間接部門

なにをどれだけ製造するかなど工場の運営を考えている部門が「核」(DNA)でこの部門長が「遺伝子」となります。

又、遺伝子の命令を工場に伝える役割の社員がRNA(リボ核酸)となります。

直接部門

直接に生産する部門を「細胞質」と呼び、「細胞膜」で守られており、細胞膜には出入りの為の門「チャネル」が幾つもあります。出入りは監視されています。
製造ラインでは、髪の毛や皮膚などが遺伝子の設計図にしたがって組立てられます。この組み立てラインは「小胞体」とよばれて、長い筒になっています。このラインには「リボゾーム」と呼ばれるたくさんの機械が設置されていて蛋白質を組み立てています。

倉庫

出来た製品は、すぐに送りだす事もありますが、いったん倉庫に貯められます。この倉庫を「ゴルジ体」と呼びます。

動力

工場が稼働する為には、エネルギーが必要です。細胞には、このエネルギーを作る「ミトコンドリア」と呼ばれる発電所が数百から数千あって、「ATP」と呼ばれる乾電池を生産して、配給しています。このATPを作る時に酸素が使われます。



原材料

細胞工場へは、毛細血管から原料をうけとります。毛細血管が入らないところでは、組織液が運搬役となって供給します。ブドウ糖やアミノ酸はナトリウムイオンの濃度勾配を利用して吸収され、老廃物の排出にはカリウムイオンが使われます。

加齢によって体内で作り出される栄養素が減少する為に細胞の質が悪化していきます。体内でつくられる栄養素の齢による変化を見てみると、血液中の栄養素のピークは15-16歳頃でそれからは下降線をたどります


「老化の原因はxxx不足でxxxを補えば若返る」という言葉は、間違いではないですが、オーバートークです。

加齢と共に色々な栄養素が不足します。IFF-1、コエンザイムQ10、,コラーゲン、ヒアロエン酸、コンドロイチンを見てみます。


* IGF-1

  IGF-1(インシュリン状成長因子)は人体の殆どの細胞、特に筋肉、骨、肝臓、腎臓、神経、皮膚に存在して筋合成、筋分化、加齢、筋損傷、筋疾患、蛋白代謝、糖運搬、グリコーゲンやトリグリセリド合成などに必要です。

IGF-1は、
15歳をピークとして、加齢によって減少します。IGF-1が不足すると、細胞の合成が遅れたり少なくなってしまう為に色々な老化現象が生じます。


加齢に伴う血中のIGF-1の推移

参考資料 米井嘉一著 「抗加齢医学の基礎」

 



*コエンザイムQ10



コエンザイムとは、酵素の働きを助ける「補酵素」と呼ばれる物質で、ミトコンドリヤでエレルギーを作る時に酵素の働きを助けてくれる成分です。

このコエンザイムQ10も、20歳を過ぎると、減少して、60歳では、心臓では50%に減少してしまします。

Q10が不足するとエネルギー不足になって代謝が遅れて色々な不都合が起こります。





* コラーゲン



コラーゲンは、筋肉や皮膚や関節、血管を作る材料となります。

コラーゲンが不足すると、肌のシワやタルミ、筋肉が落ちたり、軟骨に問題が出るなど老化現象が現れます。

コラーゲンは加齢と共に一貫して減少します



* ヒアルロン酸


ヒアルロン酸は保水能力が非常に高く、皮膚の他に関節液や関節軟骨などの関節や、目の硝子体にも多く含まれています。

ヒアルロン酸が不足すると、関節の痛みや肩凝り、疲れ目などの症状が出ます。

ヒアルロン酸は加齢と共に一貫して減少し、60歳には、若い時の半分になってしまいます。




* コンドロイチン
* コンドロイチン

コンドロイチンはヒアルロン酸などとムコ多糖の一種で、細胞の間や軟骨などに含まれており、特にコンドロイチン硫酸Aは、加齢と共に著しく減少します。





補うべき栄養とは


細胞に栄養が行きわたらないと生まれ変わるたびに元気のない細胞になっていき老化が加速します。老化を止める為には、この不足した栄養素を補わなくてはなりません

補うべき栄養とは、細胞という、化学工場に必要な3つの機能を果たす物に分けられます。


①工場は、エネルギーがなければ動きません
②原材料がなければ、つくれません
③造る担い手がいなければつくれません

細胞の質が落ちるのは、エネルギーや必要な栄養素が細胞に供給されなかったり、加齢によって栄養を作り出せなくなるない為に新しい細胞が不完全となるために起こります。 



栄養素といっても役割が異なります。これら栄養素のバランスが大切です。ですが、バランスは、常に変化しますので、決まった量がある訳ではありません。

栄養バランスについては、別項目でお話しします。

【10】老化と死

【10】老化と死

「利己的な遺伝子」(リチャード・ドーキンス)によるとは生物は、「遺伝子を運ぶ乗り物」という事になります。

生物の子孫を残す戦略、種の保存、には様々な多様性があります。

老化と死は種を保存する為の生物の戦略で遺伝子にプログラムされています。

老化とは、子孫を残す為の成熟、さらには役割を終えて子孫に生存の場所を与える為の死へのプロセスです。

変化する環境では、完全という事はあり得ません。常に、環境に適応する為に変っていかなければなりません。人の体は、一日に4000億個の細胞が死んで、新たに生まれ変わっています。常に、生まれ変わっている細胞もやがてミスが重なり新しく細胞を作る事が出来なくなって乗り物としての役割を終えて新しい種に生きる場所を与えます。



36億年の昔、地球に生命が誕生した頃、原始生物である単細胞生物には寿命は存在しません。

単細胞生物のほとんどは、不死で数千万種が既に存在しています。



進化の過程でいつ死が生じたのかは不明ですが、単細胞生物が多細胞化した時という説があります。

単細胞生物は、細胞分裂によって種をつなぎますが、多細胞生物は、生殖細胞と体細胞に分化して生殖細胞によって一定期間で子孫を残し生命をつなぎ、種を保存します。 



種の保存の役割を担っているのは、生殖細胞です。種をつなぐ生殖細胞には、死がありません。無限に分裂する事が可能です。

体細胞には死があって人では一日に4000万の細胞が死んで、新たに生まれています

ドーキンス流にいえば、体細胞は生殖細胞を運ぶ乗り物という事になるのでしょう。


多細胞生物にとっての死は2つの捉え方があります。

細胞死と個体死です。

細胞死には、アポトーシス(計画的な死)とネクロ―シス(壊死)があります。
                                          



ネクローシスは、やけどや傷など外的要因によって引き起こされた予期しない細胞死です。

アポトーシス(計画的な死)は細胞、自らが死んでいきます。ガン化した細胞やウィルスに侵された有害細胞や、古くなり役割を終えた細胞などはこのアポトーシスによって取り除かれます。1日に4000万の細胞が、アポトーシスを起こしています。

アポトーシスの例としては、植物の落ち葉、胎児の指の形成、オタマジャクシなどが例としてあげられます。オタマジャクシは、水中生活から陸上生活に適応する為に尻尾などが細胞死によって短くなっていきやがて消滅します。この尻尾の細胞はアポトーシスで細胞がトンドン死んでいく事で短くなってゆくのです。生物の発生過程では決まった時期、決まった場所で細胞死が起こり生物としての形態を形作っていきます

なぜ、細胞に死があるかというと環境変化に適応する為に自らでスクラップアンドビルドして、痛んだガン細胞や病気に侵された細胞や古くなって機能の落ちた細胞を取り除く為で、アポトーシスの為の蛋白質の分解は新たに蛋白質を作るよりも注意深く複雑な仕掛けだそうです。

密集した都市空間でビルの作り直しの為の古いビルの解体は周りにたいして危険なので注意深く行わないとならないのと同じ事なのでしょう。

このメカニズムを新陳代謝と呼びます。 

 

細胞死を乗り物の修復の為のスクラップビルドとするならば、個体死は乗り物その物のスクラップです。

殆どの昆虫は、産卵すると一生を終えます。

サケ目サケ科に属する、サケは4年の寿命。同じサケ目サケ科のヤマメは3年。同じサケ目サケ科のいわな、ブラウン、ニジマスは産卵しても死なずに生きてる限り成長を続け寿命は6-9年といわれています。

植物は、1年で枯れる物を草とよび、花を咲かせ、種を結んでも枯れずに成長を続ける物を木と呼びます。木では4000年も生きている例もあります。屋久島の「縄文杉」という名前の由来は、樹齢が4,000年以上と推定され縄文時代から生き続けているところからきています。

  シャクヤクは草でボタンは木でも同じボタン科
  
 シャクヤクはぼたん科の多年草 ボタンはボタン科ボタン属の木

こうしてみてみますと同じ種でも寿命=個体死は様々です。




老化も死も、遺伝子に組み込まれています。この考え方はプログラム説と言われます。

もうひとつエラー説があります。、写真をコピー機でコピーするたびに画質が落ちてくるように遺伝子転写で新陳代謝を繰り返すたびに何らかのエラーが生じ、エラーの蓄積の結果もう使い物にならなくなった細胞が増えてくると生命維持に必要な細胞の数が足りなくなり個体の老化・死へとつながるという説です。

人間の寿命は最長で150年とされています。しかし生没年月日が判明している者で、150年生きた者はいまだにおらずフランスの女性ジャンヌ・カルマンの122年164日が最長です。






殆どの人は、寿命を全うできず事故や病気でに死んでしまいます。プログラムで決められた寿命も何らかのエラー、あるいは、複合したエラーの為に全うできないのです。

エラーの原因は色々とありますが、アンチエイジングは、活性酸素による体の酸化はもっとも避けなければいけません。

加齢は避けられないが老化は、遅らせる事が出来る

老化は、医学的には、生体機能全般の「退行性変化」を指します。

シミ・シワが増えたり、筋肉が弱くなったり、臓器の働くも弱ってなり、老眼になったりします。

体の老化は、加齢によって細胞が老化する事によっておこります。

人の細胞には、分裂する細胞とある年齢化からは分裂しない細胞があります。

  • 分裂する細胞は加齢とともに正常に分裂しない細胞が増え始めます。

  • 分裂しない細胞(神経や脳や心臓、筋肉の細胞など)は年齢とともに減っていきます。

この細胞の減少や悪化を少しでも回避できさえすれば、すこしでも元気に寿命を全うできる事になります。

年齢つまり、加齢は避けられませんが、老化現象は人、様々で同じく加齢していても健康で若く見える人もいれば、若くして年寄りめいた人もいます。加齢は避けられませんが老化を遅らせる事は可能です。

生物はすべて、生物時計を持っていて生存に必要な活動を営みます。この時計に従って一日に4000万個の細胞がいれ変わっています。



現在、知られているもっとも単純な生物時計は真性細菌のシアノバクテリアでたった3個の蛋白質で作られているそうです。

昼間の有害な紫外線を避けて夜にDNAの複写をしたのが生物時計が起源だといわれています。この生物時計によって1日のリズム(概日周期)が決められています 。

こうした概日リズム、潮汐の変化に対応した月周リズム、四季の変化の年周リズム、渡り鳥やミツバチなどが太陽の位置から方位を知るのも生物時計の働きで、細胞の生活周期を支配する時計遺伝子が次々と発見されています。

哺乳類では脳の視床下部の視交叉上核に2万個からなる神経核SCNがあって、これが時計中枢です

朝、目覚める1時間前から、副腎皮質ホルモンのコルチゾンが分泌され、すぐに起きてから活動出来る準備に入ります。前日に、いつもより2時間前に起きるように指示すると早い時間に合わせてコルチゾンが増えるという事が実験で確かめられています。起きるという脳に記憶された情報が時計中枢に働きかけてホルモンの分泌につながっている訳です。

この時計中枢には、目から光の情報が届けられて昼夜を知ります。目は、映像と時間を知る為の情報を別の経路で伝えているそうです。

哺乳類の脳内時計の遺伝子がクローニングされたのは1997年で、今では、かなり脳の生物時計の仕組みが明らかになっています。
 
単細胞生物での時計の起源は、増殖にあたって有害な紫外線によってDNAが傷つけられるのを防ぐために夜に増殖するようなったといわれていますが、時計は生命活動を、外部環境も配慮しながら適切に効率よく行う為に必要です。

時計による概日リズム(サーカディアンリズムは全ての事が一度に起こるのを防いでいます。寝ている時には排尿が生じない方が都合がいいので夜間は腎臓の機能、尿の生成が低下するようになっています。食べた後に眠くなるのもよくある事ですが、これも消化・吸収に専念する為に活動を低下させる為に生じますし、風邪をひいたり病気の時もだるくなったり眠くなったりして外部活動を低下させて、病気と闘う為に体の内部活動を優先させます。

さらに進化した哺乳類では、脳に体内時計があって時間によって体内機能が協調できるように管理しています。

人々が時刻によって社会を分業と協業でなり立たせているように、体も体内時計によって協業を成り立たせています。時差ぼけなどでこの時計が狂うと体調不調に陥ります。

ニワムシクイという鳥では年に1回北に帰るべき時期をしらせる概年時計と一日の行動を支配する24時間の概日時計を持っている事が知られています。

セミは地中で生活して日の光を浴びていませんが年を数える時計を持っています。アブラゼミは7年といわれていますが、13年や17年周期のセミもいます。しかも脱皮の時期はかなり集中していて数日で殆どの個体は地上で羽化するそうです。
 リック・カーバンは実験の結果、セミは木の根から栄養をとりながら同時に木の季節による生理的変化を感じ取っていると考えています。毎年、春になると根の中を流れる糖分や蛋白質が急激に増加しこれを感知しているのだと言っています。

ウエリ・シブラーは、繊維芽細胞(皮膚などの結合組織の細胞)を使って、細胞も概日リズムを刻む能力を持っている事を明らかにしました。我々の体の個々の細胞は、それぞれ時計を持ってはいるのですが脳の上位の時計が優先するようです。

これは、社会と同じように個々の生活も時刻によって営まれますが、会社とか電車の時刻とかより社会性の高い時刻が優先しなければ、システムが維持できない為と思われます。

生物は何種類もの時計を持っているようです。最初に発見された時計遺伝子(蛋白質)は、ピリオド(PER)遺伝子と名づけられあらゆる動物に共通だという事がわかりました。この遺伝子によってつくられる蛋白質の量によって時間が計られています。




アンチエイジングを考えるに当たっては、我々が持っている生物時計に刻まれた36億年の進化の歴史も、加齢・老化・死と関連して科学的に考えていく必要があります。




全ての生物は生物時計を持っていて、時間をはかって、成熟をコントロールしています。

クリスマスの頃に赤く色ずくポインセチアは、短日植物といって日が短くなると、成熟します。日照時間は地域によって違いますので、地域によっはクリスマスになっても色ずきません。この時は日光を遮断して生物時計を変えてやると色ずきます。

イチゴは春から初夏が本来の収穫期ですが、ビニールハウスやボイラーを使って加温したり電気照明をあてて日照時間を延ばして栽培すると、寒い12月のクリスマスケーキを真っ赤なイチゴで彩る事が出来ます。
成熟を早める  
 ポインセチア
イチゴ
 

鮎は、年魚といわれるように本来、1年しか生きられません。ところが、秋にも光をあてて日照時間を伸ばしたやると、成熟せずに、1年たっても死なないで2年間生き続けます。
 成熟を遅らせる
 鮎

ぶどうは、ジベレリンなどの植物ホルモンを使うと、種なしになったり実が巨大化します。現在、植物ホルモンとしては7種類が見つかっており、どの野菜の体内にあっても成長や生殖が順調に進行するように調節の役目を果たしています。

 ホルモンによって成熟を促進を
 

こうしてみると、同じ種でも死は、同じ属でも種によって異なり、成熟や老化は同じ種でも個体によって異なります。







死は避ける事が出来ないが老化は、遅らせる事が出来ます







【8】アンチエイジングと体臭

【8】アンチエイジングと体臭


現代人は臭いに敏感で、自分の臭いや人の臭いが気になるという人が増えています。
ビジネスマンの口臭や体臭は人には不快感を与え、マイナス要因で、特に若い人では、体臭を嫌う人が多くなっています。
体臭は食生活や健康状態との関係が深いと言われています。
臭いの悩みは人それぞれによって原因も異なりますが、肥満や肝障害、腎障害などの病気や便秘、大腸の汚れ、老化などは血中に体臭の原因になる臭いが増えてしまいます。
肝臓は、有毒な物質を無害な形に変えて体外へ排泄しますが、肝臓の働きが低下するとニオイ物質は、解毒されずにそのまま血流に乗って全身に送られ、肺に送られて呼気によって口臭となり、皮膚に送られると汗腺を通じて汗と共に排泄されて体臭となります。

腸に悪玉菌が多いと食べたもの(特に蛋白質)が悪玉菌によって腐敗発酵を起こし、大量に発生したニオイ物質を腸管が吸収して血流に乗って全身に送られます。肝臓に負担をかけ、体臭、口臭の基となり、出しきれない毒素は吹き出物や肌荒れの原因となってしまいます。

口臭、体臭の原因となる呼気に含まれているガスは400種類といわれています。

この呼気ガスは大腸に生息している腸内細菌によってつくられます。

ヒトの大腸内には、善玉菌、悪玉菌と称される数百種の菌が400億個、住んでいます。

これらの菌が吸収されなかった糖質や脂質、蛋白質を発酵あるいは腐敗することによりガスが発生します。

ここで発生したガスは血液に吸収され、有毒な物は肝臓で無毒化され循環を介して呼気中や汗として排泄されます。肝臓で処理しきれないと、臭いとなって排出されます。

腸内細菌が、炭水化物を消化(醗酵)すると酸と水分とガスができます。

総腸内水素ガス産生量の約14%が呼気中に排出しています。

炭酸ガスは細胞の新陳代謝によって産生し、呼気炭酸ガス濃度の約50%は腸内細菌が産生され、残りの半分は消化液や腸液の中のHCO3から産生されます。

糖質1gを腸内細菌が消化・醗酵すると200~250mlのガスを産生し約50mlが水素で残りは炭酸ガスです。




加齢臭の原因である、ノネナールは、脂肪酸が活性酸素によって酸化され過酸化脂質となる事よって生まれる物質です。
40歳を過ぎると体内外の老化が始まり抗酸化能力が落ちてきて活性酸素に対する抵抗力が落ちることで増加します。

活性酸素は、老化や動脈硬化の原因といわれるもので、不規則な生活や運動不足、偏った食生活、喫煙、飲酒、ストレスなどで急増します。

若返りを図るとともに活性酸素を減らす抗酸化サプリを積極的に摂ることが解決策となります。

加齢臭は、女性よりも男性の方が皮脂の分泌が盛んな為に圧倒的に男性が多いのですが、男性だけでなく中年の女性や若い人たちにも発生することがあるといわれ始めました。特に、閉経後は男性と同じホルモン状態になるため、男性と同じように加齢臭を発するようになります。

加齢臭を防ぐためには抗酸化能力を高める事、抗酸化サプリを摂る事が大切です。



臭いは大腸、肝臓、抗酸化能力などと関連密接な関連があるので健康のバロメーターと考えることが大切です。

便の臭いがきつい方は、体臭、口臭も強くなりますし、血流に乗って毒素が回りますのでケアが必要です。ちなみにガンの方の便は、臭いがきついといいます。
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